Logo nipponnotsubo
ad head
header
หน้าแรก ความบันเทิง วัฒนธรรม ไลฟ์สไตล์ สังคม เทคโนโลยี แฟชั่น ธุรกิจ

にっぽんの壷----日本ではアニメ「けいおん!」が大ヒット。「ゆるさ」が受ける


けいおん!日本は不景気が続き、失業者も急増中だ。そんな厳しい社会では、エンターテイメントに「ゆるさ(緩さ)」が求められている。その代表的なアニメが「けいおん!」だ。日経エンタテイメント12月号によると、マンガ、アニメ、映画、グッズなど全てを合わせると150億円(57億バーツ)も売れたようだ。

「けいおん!」(作者 かきふらい)は、もともと4コマ・マンガだ。2007年5月から2010年10月まで、芳文社(ほうぶんしゃ)の「まんがタイムきらら」に連載された。「けいおん」とは「軽音楽」のことで、light music の日本語訳。クラッシック音楽とは違う、ジャズやポップス、ロックのことだ。日本では高校や大学にクラブ活動があり、「けいおん」とは「軽音楽クラブ」のことで、学生バンドを指す。

「けいおん!」は、軽音楽部に所属する5人(初期は4人)の女子高校生たちの物語だ。主人公でギターを担当する平沢唯(ゆい・ひらさわ)、ドラムの田井中律(りつ・たいなか)、キーボードの琴吹紬(つむぎ・ことぶき)、ベースの秋山澪(みお・あきやま)、そして1年後輩のギター、中野梓(あずさ・なかの)だ。彼女たちが「放課後ティータイム」(ほうかごティータイム)というバンドを結成して活動する。

「深夜アニメ」として放送される

この4コママンガはアニメ化され、2009年4月―6月と2010年4月―9月の2期に分けて、深夜に放送された。特に2010年の放送で人気が沸騰した。

日本では深夜に放送されるアニメのことを「深夜アニメ(しんやアニメ)」と呼ぶ。かつてアニメは、午後7時頃に放送されていたが、今ではほとんど無くなった。その理由は、日本では子供の人口が大幅に減ったことがある。その上、子供たちは勉強が忙しくてテレビを観ている暇が無い。このため、今の日本では、アニメは深夜に暇な大学生やフリーターたちが観る番組になっている。

深夜アニメ番組は、特に男性の方が楽しんでいる。しかし、「けいおん!」は女性のファンも多い。男女共に、自分たちが高校生だった頃のことを懐かしみ、登場人物たちに心を投影させているようだ。現役の高校生のファンも多く、高校の軽音楽部に入部希望する女子高生が急増した。

ありふれた日常と、少しのファンタジー

最初に視聴者の注目を集めたのは、アニメの主題歌と、アニメの中で登場人物が演奏して歌う歌だ。CDはアニメの中のバンド名「放課後ティータイム」でリリースされ、週間チャート1位を獲得した。それに伴って、登場人物たちが使っているものと同じ楽器や文房具なども売れた。その他、アニメグッズ、タイアップ商品、フィギュア、お菓子、飲料など様々な商品が売り出され、ヒットした。

CD(コンパクトディスク)は合計39タイトルで280万枚、ブルーレイとDVDは合計110万枚を売った。原作マンガも、合計250万部が売れた。さらにグッズは、1,050種類以上も販売されている。これまでの販売は、合計で150億円を超えている。2011年12月3日には「映画 けいおん!」が公開され、その興行収益も大きい。

4コマ・マンガは「まんがタイムきらら」の2010年10月号で一旦完結したが、あまりの人気の高さから2011年5月号で再開された。「けいおん!」による収益は今後も増えそうだ。

では、なぜ、「けいおん!」がこれほどヒットしたのか。深夜アニメがヒットしてブームになる場合は、大抵は男性の「オタク」が支えているのだが、「けいおん!」は違った。その理由として、日常性と「ゆるさ」があったという、アニメ業界関係者の分析がある。

深夜アニメで女子高生が主人公になると、普通は“萌え(もえ)”の要素が入っている。あるいは、スタイルが抜群だったりする。それらは、オタクたちの支持を狙ったものだ。ところが、「けいおん!」では、それらの要素が薄く、女子高生のありふれた日常を描いている。しかし、それはリアル過ぎる日常ではなく、ファンタジーの要素も入っている。それが共感を呼んだようだ。

タイ語版

TBS アニメ けいおん!

TBS 映画 けいおん!

芳文社コミック けいおん!

หม้อความรู้เกี่ยวกับญี่ปุ่น nipponnotsubo にっぽんの壷

右上大型広告
Custom Search
Copyright © 2011 Nipponnotsubo.Inc.
All Right Reserved.
nipponnotsubo@gmail.com
nipponnotsubo@hotmail.com