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お正月は、日本で一番清く、大切な日。大晦日から初詣まで。


葛飾北斎 正月

日本の1年の中で最も大切な時期は新年を迎えたお正月です。日本語では正月(しょうがつ)、あるいはお正月(おしょうがつ)と呼びます。特に1月1日は元旦(がんたん)と呼ばれて、とても大切です。さらに1日から3日までは、正月三が日(しょうがつさんがにち)と呼ばれ、やはり大切です。

どうして正月が大切かというと、日本人は「清さ」を尊むからです。新年は、まだ何も起こっていない、無色の状態です。その何色にも染まっていないことを、日本人は尊みます。例えば結婚式の花嫁の着物が白いのも、同じ理由です。日本人にとって、まだ何も起こっていない、初めての日、無色あるいは白い新年はとても清いものなのです。

大掃除

清い新年を迎えるために、日本人は過去の1年間で汚れたものを清掃します。それを大掃除と呼びます。家の中、オフィスの中、自動車、街の中などあらゆるところを掃除します。お金を貸していた人は、それを取り立てようとします。借りていた人も、返すように努力します。日本人は正月を迎える前

正月を迎える前日の12月31日を「大晦日(おおみそか)」と呼びます。大晦日には昼間のうちに全ての掃除を済ませてしまいます。そして夕方からはゆっくりとして、新しい年が来ることを待ちます。大晦日の恒例行事は、クラッシック音楽であるバッハの第九のコンサートを聴きに行ったり、テレビで年末の特集番組を見たりします。大晦日は家族や友だち、恋人同士で過ごします。

年越しそば

日本では、大晦日に「そば」を食べる習慣があります。これを「年越しそば」(としこしそば)よ呼びます。どうして大晦日にそばを食べるのか、その理由ははっきりとしません。江戸時代からの習慣です。そばは細くて長いので、「細く、長く、元気に暮らせるように」と縁起を担いだ習慣とする説もあります。「年越しそば」は、その名前の通り、新年が近づいた夜に食べる人が多いようです。

紅白歌合戦

日本の大晦日の恒例行事として、公共テレビNHKの「紅白歌合戦(こうはくうたがっせん)」(http://www9.nhk.or.jp/kouhaku/)があります。これは省略して「紅白」(こうはく)とも呼びます。この番組は、夜の7時15分から午後11時45分まで放送され、日本人の半分くらいの人が見ます。番組の中では、男性が白組、女性が赤組となり、歌を競い合います。この「紅白歌合戦」に出場できることは、多くの歌手の名誉となります。過去1年に最も活躍した人気歌手と、長年愛されてきたベテラン歌手だけが歌を披露できるのです。2011年の紅白には、日本でのKpopブームを反映して、韓国から「東方神起」「少女時代」「KARA」の3組が出場します。

「紅白歌合戦」の後は、11時45分から、「ゆく年、くる年」という番組が、NHKと他の放送局で一斉に始まります。この番組は、カウントの番組で、1月1日の0時になると、お寺の鐘突きが厳かに放送されます。日本人にとって新年は、とても厳粛なものなのです。

除夜の鐘

除夜の鐘日本では12月31日の夜になると、お寺で大きな鐘を、ゆっくりと108回突きます。これを「除夜の鐘」(じょやのかね)と呼びます。日本にもタイと同じでお寺が各地にありますので、鐘の音が聞こえてくると、日本人は「今年ももうすぐ終わりだな」と感慨深くなるのです。

では、どうして108回突くのか? その説は複数ありますが、有力なのは「煩悩説」です。人間には36種類の煩悩があります。それを前世、今世、そして来世の3世の分を合わせると108になります。この人間の持つ煩悩を、年の終わりにお払いするため、お寺で108回の鐘が突かれるのです。

鐘は107回までを午前0時まで、すなわち旧年中に突き、最後の1回を新年の0時になってから突きます。お寺では、除夜の鐘を、一般の参拝者に突かせてくれます。特に有名なお寺でなければ、少し順番待ちするだけで鐘を突けます。日本で年越しするときは、是非、お寺を訪れてみて下さい。

初詣

初詣 新年を迎えると、日本人はお寺ではなく、神社に初詣に行きます。初詣とは、その年に初めて神社を拝みにいくという意味です。どうして神社かというと、日本ではお寺は死んだ人の供養するところ、神社は生きている人のお守りだからです。だから生きている人にとって大切な新年は、神社のお参りするのです。大きな神社の近くは、初詣する人の車で道路が渋滞します。多くの人たちがまだ暗いうちに神社で新年のためのお祈りをします。そしてお賽銭をします。神社ではお守りを売っていますので、多くの人がそれを買います。その後、ほとんどに人は家に戻って寝ます。しかし、まだ元気な人は山や海に、その年に最初に昇る日の出を見に行きます。元旦の日の出を、初日の出(はつひので)と呼びます。

正月飾り

新しい年を迎えたときには、特別な飾りをします。その代表は「鏡餅(かがみもち)」「門松(かどまつ)」「しめ飾り(しめかざり)」です。

鏡餅  「鏡餅」とは、もち米から作った餅を、大きな円盤状にします。それを二つ上下に重ねて、さらにその上にみかんを置きます。これは神様に贈るもので、家に中に飾るものです。大きいものは直径30センチくらいあり、家の中心の「床の間(とこのま)」という、神聖な場所に飾ります。他にも直径5センチくらいの小さなものを、火を使うところ、水を使うところなど、多くの場所に飾ります。それは、日本人が、様々な場所に様々な神様がいると信じているからです。それらの神様のことを「八百万(やおよろず)の神様」と呼びます。「八百万」は無限に多いという意味で、どこにでも神様がいるということです。これは古代から日本人が信じてきた宗教観です。

門松一方、門松とは、竹を鋭角にきったものを3本合わせ、その周りを松と笹の葉っぱで覆ったものです。それを家の門に2つ飾ります。これは、新年の神様を迎えるものです。よりよい神様が家に入ってくれれば、その年はよりよい年になります。日本人は、とてもよい神様や、少しだけ良い神様、あるいは人間にとっては良くない神様など、様々な神様がいると信じています。

しめ飾りそして最後の注連縄(しめなわ)は、たくさんの稲を束ねて太い綱にしたものです。これは、相撲でも、力士の飾りに使います。注連縄も、年新を迎えるためのもので、主に家や会社の玄関に飾ります。また、自動車や自転車のフロントなどに飾ります。

年賀状

年賀状正月には親戚、友人、仕事でお付き合いがある人、会社から「年賀状」が届きます。これは、昔は手書きしていましたが、今ではほとんどがコンピュータを使って自家印刷したものです。皆が喜ぶのは、郵便局で販売している「お年玉付き年賀ハガキ」を使った年賀状です。これには「くじ」がついていて、家電製品や旅行が当たります。

自分が年賀状を送らなかった相手から年賀状が届いた場合は、直ぐに年賀状を書いて送り返します。そうすれば2、3日のうちに相手に届きます。

餅突き

ตีโมจิ  餅突き正月は、新しい年を迎えた、おめでたい日です。日本では古代から、おめでたい時にには餅つきをする習慣があり、お正月にも餅つきをします。日本は稲作の国で、米で作った食品が大切にされてきました。その中でも餅つきは、皆で一緒に行う派手な行事です。作った餅は、その場で餡を着けたり、黄粉を着けて、お菓子のように食べることができます。このため、正月の行事として人気があります。

昔は一家の人数が多く、近くに親戚もたくさん住んでいたので、各家で餅つきをしました。しかし現代では、核家族化が進んだことで、餅つきをする家庭はほとんどありません。今では餅つきは、地域のコミュニティーが中心になって行い、たくさんの家族が参加します。

正月に餅つきをする習慣があることから、正月には餅を食べることも習慣になっています。特に雑煮(ぞうに)と呼ばれる料理は、現在でも一般的に食べられています。醤油味の汁に、ほうれん草や、鶏肉、カマボコ、茸など様々な食材といっしょに餅を煮る料理です。

福袋

正月は、企業は社員にボーナスを支給する時期です。また、子供たちは「お年玉(おとしだま)」と呼ばれる、小遣いを大人たちからもらいます。このボーナスとお年玉で、消費が増えます。お正月の買い物として人気があるものの一つに、「福袋」があります。

福袋福袋の中には何が入っているか、外からではわからにようになっています。買って袋を開けるまで、中に何が入っているか、想像することを楽しみます。たいていは、買った金額に比べると良いものが入っているようです。普通は1万円(3700バーツ)くらいまでですが、デパートでは100万円(37万バーツ)の福袋を用意するところもあります。

福袋は、大昔には、福が入っている袋という意味で、物とは無関係でした。それが、近年になって、良いものがたくさん入っている福袋に変わったのです。

正月の遊び

凧揚げ正月になると日本人は親戚に挨拶に行きます。おじいさんとかおばあさんの家に、子供と孫たちが集まって新年を祝います。その時、子供たちにとって楽しい遊びがあります。室内の場合は、カルタ取りがあります。その元は百人一首(ひゃくにんいっしゅ)と呼ばれる古代からあるカード遊びで、古代に作られた歌をもとにして記憶力を競います。また、すごろく遊びというのもあります。サイコロを振って、出た目の数だけ前に進んでいけるゲームです。一方、外の遊びには凧揚げがあります。自作の凧で、どこまで高く上がるか、皆で競争します。

しかし最近は、こういった伝統的な遊びよりも、テレビゲームやコンピューターゲームの方が人気です。日本の正月も、新しい時代に合わせて変化を続けているのです。

おせち料理

おせち料理正月3が日には、正月だけに出される特別な料理があります。それは「おせちりょうり」と呼びます。おせち料理は、お祝いをするための料理で、その習慣は古代に中国から日本に入ってきました。そして、日本で独特な形に発展しました。

昔の日本人は、元旦に台所で火を使うと、火の神様が怒り、火事になると信じていました。このため、正月を迎える前に作りました。昔は冷蔵庫がありませんでしたから、日持ちする料理を作りました。それは、煮物、焼き物、酢の物です。

おせち料理は、様々な種類の料理を作り、重箱の中に収めたものです。タイでも日本料理店の中にはおせち料理を作るところがあります。たいていは予約制ですから、興味がある方は11月頃に聞いてみてください。 by たいすけ

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